こんにちは!えでん(@shiru_toku)です。
一足は持っておきたいのがスニーカーと革靴。一足で冠婚葬祭に行きたいけど、買い替えるのはコストがかかるし何とかならないかな…。このように悩んでいる方、いませんか?この記事では、革靴を長持ちさせるために必要なことを解説しています。他にも革靴の寿命や保管方法について、何日おきに履いたらいいのか?靴磨きの頻度についても解説しています。ぜひ最後までご覧ください!
本記事の内容
- 革靴を長持ちさせる6つのこと
- 革靴って何年履けるの?
- 革靴は何日おきに履くのがいい?
- 革靴の長期保存方法は?
- 靴磨き頻度はどれくらいがいい?
- まとめ
革靴を長持ちさせる6つのこと

- プレメンテナンス
- シューキーパー
- ローテーション
- ブラッシング
- 靴磨き
- 防水スプレー
革靴を長持ちさせる6つのこと:プレメンテナンス
革靴を長持ちさせるステップは履く前から始まります。靴を購入したら、まずはプレメンテナンス(履く前のケア)を行います。
靴は出来上がってから店頭に並ぶまでにかなりの時間が経過しています。製造以降、靴表面は時間の経過とともに乾燥が進んでいます。乾燥した革靴をいきなり履くと、思わぬシミやひび割れのリスクが高まってしまいます。
ブラシをかけてホコリや塵を払い、デリケートクリームで保湿をして柔軟性を取り戻します。必要に応じて防水スプレーをかけてから履くのが手順です。
革靴を長持ちさせる6つのこと:シューキーパー
革靴の長持ちに大切なのは靴内のケア。意外と知らない人も多いですが、靴内のケアは臭いと型崩れの防止につながります。
足からは毎日コップ一杯の汗をかきます。汗は中敷きに染みるとイヤな臭いに、アッパー裏側に染みると型崩れになります。履き始めの適度な湿気は靴が馴染むのを助けます。しかし、必要以上に汗を吸ってしまうと甲やかかとの部分などがゆるくなってきてしまうのです。
革にも洋服と同じように繊維でできていて、湿気を吸うとゆるくなって伸びやすくなってしまいます。大切な革靴を適度なフィット感で履き続けるためにも、脱いだあとはシューキーパーを入れて形をキープしましょう。
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革靴を長持ちさせる6つのこと:ローテーション
次のステップはローテーション。先ほどもお伝えしましたが、汗は靴のコンディションを損なう大敵です。洋服と違い、靴内は陰になるため意外と乾燥しにくい箇所でもあります。完全に乾かすためには2~3日かかるなんてことも。
中敷き奥まで染みた汗は一夜で乾くことはなく、履き続けるほど靴内は湿気でいっぱいになります。同じ靴を履かないようにし、乾燥を助けるためにもローテーションが有効です。おすすめは3足を2日おきに履き回す方法です。湿気のケアもでき、革靴の長持ちにつながります。
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革靴を長持ちさせる6つのこと:ブラッシング
革靴の長持ちのため、日常的に行いたいのがブラッシングです。外を歩いた革靴は、表面に目に見えないゴミやホコリが付いています。汚れやゴミが付いたまま、靴クリームを重ね塗りをすると、汚れを閉じ込めたりクリームが乗らなかったりします。ホコリは革の水分を奪い、乾燥の原因となってしまうため靴の長持ちにブラッシングは欠かせません。
玄関に馬毛ブラシを備えつけておき、汚れたなと思ったらその都度払うのがおすすめ。ブラッシングをすると、汚れが落ちてお手入れの手間も省くことができます。見た目も良くなるばかりか、革の健康を保つためにも脱いだらブラッシングをしましょう。
革靴を長持ちさせる6つのこと:靴磨き
定期的な靴磨き(靴クリームを使ったお手入れ)も長持ちには欠かせません。人も手指が乾燥したらハンドクリームを塗ってケアするように、革も定期的なケアが必要です。皮革は切り離されたものです。外からクリームで保湿するなどしないといけません。
10回履いたら1回の頻度で靴磨きをします。靴クリームが革を保湿したり栄養を与えて劣化しにくくしたりします。靴磨きを行わないと、靴が乾燥し傷がついたり水分で傷んでしまったり。見た目も良くありません。
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革靴を長持ちさせる6つのこと:防水スプレー
革のコンディションを保つために、雨濡れは避けたいところ。皮革は、雨など大量の水分に触れることで変形してしまいます。他にも湿気が原因でカビが生えてしまったり、雨ジミができてしまったり。濡れることで得られるメリットはありません。
大切な靴をきれいに長く履くためにも定期的な防水スプレーの使用が大切です。基本的には2~3回履いたら一度の頻度で。また、1度付けたら乾燥させて2度付けると防水の強度が高まります。
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革靴って何年履けるの?

革靴をローテーションするとして、革靴はどれくらい持つのでしょうか?本革靴の寿命は一般的に、1~3年(週2回着用)と言われています。表面が汚れたり、かかとが合わなくなったりと同時進行で劣化が進んでいくわけではありません。漠然とは分かりにくいですが、寿命といえる目安がいくつもあります。
- 履きつぶして靴が変形してしまっている
- 修復できない穴が開いてしまった(表面・靴底)
- 表面の素材・縫い付けが剥がれてしまっている
- クリーナーでも落ちない汚れ・変色で汚くなっている
革靴は何日おきに履くのがいい?

結論から言うと最低でも1日、ベストは2日おきで履くのが良いです。靴は内側を乾かすのに時間がかかってしまいます。
足からは毎日コップ一杯分の汗が出ています。その汗は靴下から染み出し、中敷きの下まで染みていきます。一日ごとに履き替えられると、染みた水分は少しずつ乾いていきます。しかし、履き続けていくと乾くどころかさらに靴内を湿らせてしまうのです。
足から出る汗や皮脂は雑菌やカビが繁殖する原因になります。靴の中のイヤな臭いの正体、根本原因は汗なんです。おすすめは3足の靴を一日おきにローテーションする方法。すぐにできない場合には、履いてから靴用乾燥剤を入れておくと乾きやすくすることができます。
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革靴の長期保存方法は?

結論から言うと、おすすめは靴箱の中に靴用乾燥剤と一緒に入れて保管するのがおすすめです。長期の保管で気を付けたいのが加水分解と変色です。加水分解は空気中の水分(湿気)が、変色は紫外線が原因です。この二つを対策することが長期保管のコツです。
一方、革靴の一部には底が縫いつけてあるタイプがあります。これは一番底の層がすり減った際、修理によって張り替えができるものです。お手入れ次第では10年以上履くこともでき、高い価格帯の革靴が持つ特徴の一つとなっています。
とはいえ、湿気は靴の内外に与える影響は大きいです。したがって、靴箱に入れるのみに関わらず乾燥剤やシューキーパーを入れるなど対策をしましょう。
靴磨き頻度はどれくらいがいい?

毎日革靴を履くとなると、靴磨きの頻度も気になるところです。一般的には、同じ靴を10回履いたら1回お手入れをするのが良いと言われています。1日(10時間)履くとして、10日間履いたら靴磨きをするイメージです。また、かかとやつま先など擦れてキズや跡になったら、その都度お手入れをします。
ですが、実際のところ汚れ落としから磨くところまで、毎日するわけにもいきませんよね。だからこそ、汚れ落としのブラッシングと靴内のケアとしてシューキーパーが大切です。ブラッシングをしておくと汚れ落としもしやすくなり、靴磨きもしやすくなります。
まとめ
この記事では革靴を長持ちさせる6つのお手入れについて解説しました。履く前から順番に並べると
- プレメンテナンス
- シューキーパー
- ローテーション
- ブラッシング
- 靴磨き
- 防水スプレー
ちなみに靴磨きは10日おきに1回、防水スプレーは2~3回着用に1回の頻度で行うと◎です。
ぜひ、それぞれの基本を押さえてお気に入りの革靴を長持ちさせましょう!