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ナイキのスニーカーはきつい?きつい理由と失敗しないサイズの選び方【もう失敗しない】

2023年1月9日

ナイキのスニーカーはきつい?きつい理由と失敗しないサイズの選び方【もう失敗しない】

こんにちは!えでん(@shiru_toku)です。

ナイキのスニーカーはきついと言いますよね。店員さんに言われたサイズで買ってみたけど、きついままで失敗した…こんな経験ありませんか?この記事では、なぜナイキのスニーカーはきついのか。また、スニーカーのサイズ選びのコツを解説していきます。また、スニーカーの正しい履き方や合わないサイズのデメリットについても紹介していきます。この記事を最後まで読めば、気になるナイキのスニーカーを自分サイズで選べるようになりますよ!

本記事の内容

  • ナイキのスニーカーがきつい
  • スニーカーのサイズ選びのコツ
  • スニーカーの余裕はどれくらい必要?
  • スニーカーはきついけど馴染むの?
  • スニーカーの正しい履き方
  • 大きすぎる靴のデメリットは?
  • きつい靴を履くとどうなる?
  • まとめ

ナイキのスニーカーがきつい

NIKEはadidasやVANS、New Balanceと並んで人気のブランドです。ダンクやエアジョーダン、エアフォースなどボリューム感のあるモデルが特に人気ですが、全体的にナイキのスニーカーはきついと言われます。元靴販売員としても、それは正しいです。

運動靴の中には日本人向けに広めのモデルもあります。しかし、基本的にNIKEのスニーカーは欧米人の足型に合わせて作られています。ナイキのスニーカーだけがきついというわけではなく、これはナショナルブランド全体で言える傾向です。

サイズについては、みなさんが感じている「自分のサイズ」よりも一つ大きいサイズから試着してみることをおすすめします。

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スニーカーのサイズ選びのコツ

次はスニーカーのサイズ選びのコツを見ていきましょう。試着をする際、次の4つを順番に確認します。なお、靴に足を通したら必ず立った状態で確認しましょう。立つと足に体重が乗っかって、足が大きくなるからです。

  1. つま先の余裕
  2. 足囲(足の幅)
  3. 甲の締め付け
  4. くるぶしとかかと

スニーカーのサイズ選びのコツ その1:つま先の余裕

まずはつま先の余裕を確認し、スニーカーがぴったりすぎるかどうか判断します。

スニーカーに足を通したら、かかとを靴にしっかりと合わせます。それから靴ひもを締めていきましょう。立ち上がったときに、つま先に1~1.5cm程度の余裕があるか確認します。この余裕は捨て寸(すてすん)と呼びます。捨て寸は、足を運ぶときに一緒に前へズレる指を守るために確保するものです。仮に、つま先に余裕のないスニーカーを履いているとつま先を痛めたり、つま先の変形につながったりして危険です。

簡単な測り方や目安については、後項目で詳しく解説します。

スニーカーのサイズ選びのコツ その2:足囲(足の幅)

つま先の次に足囲(足の幅)が合っているかどうかを確認します。足囲は親指と小指、それぞれの脇のサイズ感です。

親指や小指の脇に窮屈感が無いか確認しましょう。フィット感がありつつ、5本の指を広げることができればOKです。特に、AIR MAX 95やエアジョーダンといったモデルは甲の部分も薄くて幅が窮屈だと感じがちです。

もし、痛みがある場合は大きいサイズを試します。つま先に余裕がある分には構いませんので、インソールなどで調整しましょう。試しに歩いてつまづかず、スムーズに歩けるのであれば問題ありません。

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スニーカーのサイズ選びのコツ その3:甲の締め付け

つま先、足囲と確認したら甲の締め付けも合わせて確認します。意外ですが、甲がきついと擦れて水ぶくれができます。僕もそれで何足も履かなくなってしまいました。

甲部分は窮屈感が無く、かかとも浮かなければOKです。甲に窮屈感がある場合、靴ひもがある靴は紐をゆるめます。スリッポンタイプの場合は、1サイズ上を試してみます。中には、靴紐をゆるめても窮屈なままのモデルもあります。この場合も1サイズ上を試してみましょう。

靴ひもの締め具合が変わると、合わせて足囲のフィット感も変わります。甲と足囲部分は関係しているため、靴ひもを調整したら再度立って足囲の確認もしましょう

スニーカーのサイズ選びのコツ その4:くるぶしとかかと

サイズ感を確認するとき、忘れてはいけないのがくるぶしとかかと部分のフィット感です。

かかとを靴のかかと部分にしっかりと合わせます。くるぶしの下部分に履き口が食い込まないかどうか確認します。一度痛みがあると、実際に履き下ろしてからも痛みが出てしまいます。AIR FORCE(LOW/HIGH両方)やDUNK HIGHなどは特にくるぶしに当たると言われるモデルです。ハイカットの場合は履き口が小さいこともあるため、窮屈だったり足が入れにくい場合も1サイズ上を試してみることをおすすめします。

若干気になる場合は個体差もある部分のため、同サイズの違う箱があれば履き比べをします。無い場合は、薄いインソールを入れるなどして当たる箇所を調整しましょう。

スニーカーの余裕はどれくらい必要?

結論から言うと、つま先部分には1~1.5cmの余裕が必要。意外と知らない人は多いですが、この余裕のことを捨て寸(すてすん)と呼びます。つま先に適度な余裕がないと、つま先を痛めてしまいます。試着をするときに”縦は指1本分が~”と言うのは、実はつま先部分に余裕を取るためなのです。

男性は人差し指が横向きで1本、女性は薬指が縦向きに1本入るくらいが目安です。ちなみに、実際の足の長さ(足長)と靴のサイズに差が出てしまうのは捨て寸が原因。足長+捨て寸=靴のサイズ表記となっているため、サイズの数字に差が出てしまいます。サイズ選びのときには注意しましょう。

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スニーカーはきついけど馴染むの?

横幅の狭いスニーカーは馴染みます。ですが、シューズの種類や素材によって馴染みやすさは変わってきます。通常、半日~1日程度で最初に足を通した感覚よりも緩くなってきます。ゴムや合成皮革、人工皮革など雨に強い素材ほど伸びにくいと覚えておくといいでしょう。

履いている時間が長いほど、足から出る汗がメッシュや布、革の繊維に染みこんでいきます。繊維は水分を含むと柔らかくなり、形が変わりやすくなるため靴が馴染みます。汗の染みたTシャツの襟が伸びるのと同じです。

しかし、馴染むのも限界があるため試着の段階でキツさのある場合は避けましょう。

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スニーカーの正しい履き方

試着で正しくサイズ感を知るために、疲れずに履くために。スニーカーの正しい履き方を押さえておくことが大切です。今さらかもしれませんが、履き方をおさらいすると…

  1. 履き口を広げ、足を通す
  2. カカトを合わせる
  3. 紐を締め上げる
  4. 紐を結ぶ

意外と抜けがちなのが「かかとを合わせる」「つま先から紐を締め上げる」ことです。かかとを合わせないと、意図せずかかと部分が浮いてしまいます。また、靴ひもは足全体が浮かないように押さえる役割があるため、しっかり締めていないとかかとが浮いてしまいます。かかと部分が浮いてしまうと、大きいかな?と錯覚しがちになるため注意しましょう。

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大きすぎる靴のデメリットは?

あまりにも合わないサイズのスニーカーは、足に異変を起こす原因です。小さいのはもちろんですが、大きいのも問題。大きすぎる靴はあなたの足に、こんな影響を及ぼします。

  • 足元の不安定(躓いたり、滑ったり)
  • 体のバランスのゆがみ(膝や腰の痛み、下半身のたるみ、肩こりなど)
  • O脚(靴外側のすり減り)
  • 靴擦れやマメ

靴そこの外側が異常にすり減ってきたり、中敷きのかかと部分だけ薄くなってしまったりするのは靴が大きいサイン。スニーカーをデカ履きする際も、インソールを入れて調整するなどして思わぬトラブルの予防をしましょう。

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きつい靴を履くとどうなる?

大きい靴とは反対に、きつい靴を履いていくとどんな影響があるのでしょうか?

小さい靴を履いているとタコや魚の目の原因になったり、血流が悪くなるため足が疲れやすく転びやすくなったりします。また、足指や爪の変形につながることも。巻き爪や外反母趾、ハンマートゥなど…。痛みがあるだけではなく、事後の不便につながってしまう病気もあるので見過ごせません

特に女性の方は男性に比べると筋肉量が少なく、足が変形しやすいです。僕が販売員時代にも、外反母趾や予備軍の方を多く見てきました。共通していたのは、つま先部分の余裕を勘違いしていた点です。サイズの選び方を参考に、歩きやすくストレスにならないものを選びましょう。

まとめ

この記事では、ナイキのスニーカーがきつい理由とサイズの選び方について解説してきました。