こんにちは!えでん(@shiru_toku)です。
みなさんは毎日、履き終わった靴にシューキーパーは入れていますか? 中には「シューキーパーってどんな効果あるの?」と思ってる方もいるのではないでしょうか。この記事では、シューキーパーの効果からおすすめの紹介まで行っていきます。
最後まで読んでいただくとシューキーパーの重要性が良く分かります。
本記事の内容
- シューキーパーって必要?
- シューキーパーの選び方とポイント
- シューキーパーの必要数は?
- シューキーパーは何日入れるのがベスト?
- おすすめのシューキーパー3選
シューキーパーって必要?
結論から言うと、シューキーパーは必要です。木製シューキーパーは洋服に対するハンガーの役割を果たします。主に次の4つの効果があります。
- 靴のシワを伸ばすことができる
- 型崩れを防ぐことができる
- 靴内の除湿ができる
- 靴のイヤなニオイ対策になる
靴のシワが深いままだとひび割れの原因になることも。詳しくは以下の記事で解説しています。
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シューキーパーの選び方とポイント
シューキーパーはどれを選んでもいいというわけではありません。次のポイントを押さえることで効果を最大限に活かし、靴もキーパーも長く使うことができます。
- 種類
- 素材
- サイズ
- 取り外しの方式
シューキーパーの選び方①:種類
シューキーパーには3つの種類があります。目的に合わせて選んでいきます。中でも、スプリング式は100均などで手軽に手に入るタイプですが、かかとのホールド性が悪くなるため日常使いにはお勧めしません。
- スプレット式:先端が半分に分かれるタイプ。直角に曲げられるためブーツにも◎
- ラスト型:甲が高く、外側に弾性があるタイプ。つま先からかかとまでしっかりとフィットさせられる。
- バネ式:かかと部分が急になっているタイプ。
スプレット式は、つま先の開閉が広い範囲で可能です。そのため、スリッポンやローファーといった甲の部分が深い靴におすすめです。ラスト型は靴へのフィット感が特に強く、一時的に保管する靴におすすめ。バネ式は軽量なため、靴を持ち出す際やお手入れの際に便利です。
シューキーパーの選び方②:素材
次に気を付けたいのは素材です。シューキーパーは木製を選ぶと言っても、さまざまな種類があります。杉やブナ、樺(かば)など。
中でも一点だけ気を付けたいのは、シューキーパーの表面についてです。表面にニスが塗ってあるものはおすすめしません。なぜなら、ニスが塗ってあるために吸湿効果が著しく損なわれるからです。足からは1日でコップ一杯分の汗が出ると言われます。表面がツルツルだと湿気は内部に入っていかず、カビや悪臭の原因になってしまいます。
上記写真のような無垢(むく)のものを選ぶようにしましょう。
シューキーパーの選び方③:サイズ
シューキーパーを選ぶ際には、スニーカーや運動靴と比べて1つ下のサイズを選びましょう。靴に対してシューキーパーが大きいと、過度に圧がかかってしまって緩くなったり壊れやすくなったりします。入れる靴のサイズがシューキーパーの対応サイズに納まるものを選びましょう。
挿入感としては、「軽く力を入れてかかとを押し込む程度」がベストです。
またシューキーパーのかかと部分が絞ってあるものを選びましょう。靴によって足を抑えたりする目的で、履き口が逆三角形に近いものがあります。シューキーパーのかかとが太いと履き口のフィット感を損ねてしまいます。
シューキーパーの必要数は?
シューキーパーの必要数ですが、「シューキーパーの必要数≠持っている靴の数」です。おすすめは「持っている靴の数-1」です。
例えば革靴を3足で履き回す場合は2足分。1足は履いてすぐに乾燥剤を入れて除湿します。翌朝、違う靴をおろした際にシューキーパーを入れます。このように履き回すと持ち余すことなく使えます。
また、ブーツなど半期履かないものは持っている足数分用意しましょう。
シューキーパーは何日入れるのがベスト?
シューキーパーは季節や気候も関係しますが、”半日から1日程度”いれるだけでも効果を発揮します。もちろん、ブーツなどの季節ものには入れっぱなしでも問題はないです。スウェードやオイルドレザーなど柔軟性のある素材は、見ないうちに箱の中で変形していることも少なくありません。
靴を脱いですぐに入れてしまうとカビの原因になります。必ず乾燥剤や新聞紙で湿気を吸ってから使用しましょう。
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おすすめのシューキーパー3選
ここからはおすすめのシューキーパー3つを紹介。お手軽に手に入る価格(1万円以下)で、他メディアでも紹介されているアイテムばかりです。ぜひ、大切な靴を長く履くために納得のいく一組を探してみてください!
①コロニル アロマティックシダーシュートゥリー
一つ目に紹介するのはコロニルのシューツリーです。シングルスプリングのスプレット式です。シングルスプリングは、細めなためほとんどの靴に問題なく入れることができます。またサイズも選びやすく、コストも抑えられる点がメリット。加えて、シダー製のシューツリーなので抗菌性、消臭効果が高く、清潔な環境にキープしやすいです。持ち手が抜き取りやすいのもポイント。
どんな靴にも合うシューキーパーを探している方におすすめです。
②Sleipnir(スレイプニル) シューキーパー トラディショナルモデル
次に紹介するのはSleipnir(スレイプニル)のシューキーパーです。こちらはダブルスプリングのラスト型。ダブルスプリングは二本の金具で安定して自然にテンションをかけられます。加えて、人の足の形に近いためよりしっかりとフィットするのもポイントです。また、シダー製なのでこちらも抗菌性・消臭効果に優れています。
Sleipnieは日本製の木型に合わせて製造されたシューキーパーで、ブランド自体もコストパフォーマンスが高いと言われています。一つ難点を挙げるとすると、ダブルスプリングのため若干取り出しにくさがあります。
5,000円前後で本格的なシューキーパーを探している方におすすめです。
③サルトレカミエ SR300BH
最後に紹介するのはサルトレカミエのシューツリー。ねじ式のラスト型です。ねじ式を採用していて、出し入れが簡単かつ適度にテンションをかけることが可能です。また、24.0㎝~30.0㎝と圧倒的なサイズを揃えているのもポイント。甲の芯部、足裏と穴が開いていて通気性が抜群です。ブナを使ったシューキーパーで耐久性が高く長く使うことができます。丁寧にヤスリがけされ、コートされた美しい見た目ですが、コーティングの分だけ吸湿性に欠けるのがデメリット。
1万円前後で本格的なシューキーパーを探している方におすすめです。