サイズ選び

靴は大きい小さいどっちを選べばいい?2つのサイズで迷ったらこれ!【これで決まり】

2022年12月2日

靴は大きい小さいどっちを選べばいい?2つのサイズで迷ったらこれ!【これで決まり】

こんにちは!えでん(@shiru_toku)です。

靴を買うとき、試着して2サイズで迷うことありませんか?この記事では、「迷ってピッタリすぎる方を選んで失敗した…」を回避するコツを紹介します。他にもスニーカーのサイズ選びや、もし大きかった際のおすすめも紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください!

  • 靴は大きい、小さい、どちらがいい?
  • ピッタリすぎるスニーカーはダメ?
  • 革靴は大きい、小さい、どちらがいい?
  • 靴が大きいときの対処法
  • まとめ

靴は大きい、小さい、どっちがいい?4つのポイント

靴は大きい、小さい、どっちを選べばいいのか。2つのサイズで迷ったら、次の4つのポイントを確認します。

  • 大きめと小さめ、どちらを選べばいい?
  • 大きい靴、小さい靴、履き続けるとどうなる?
  • 試着のポイント
  • 両足のサイズが揃わないときはどちらにあわせる?

靴は大きい、小さい、どっちがいい? その1:大きめと小さめ、どちらを選べばいい?

結論から言うと、選ぶ靴の種類によって異なりますが大きめをおすすめします。小さい靴を伸ばすのは難しいですが、大きい靴は簡単に調整できるから。なお、種類別の目安は次の通り。ピッタリと少しキツめの場合は、ピッタリとさらに1サイズ大きい靴を履き比べましょう

大きめのサイズ感

  • 革靴
  • ブーツ
  • パンプス
  • サンダル

小さめのサイズ感

  • スニーカー
  • スポーツシューズ(ランニングシューズなど)

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靴は大きい、小さい、どっちがいい? その2:大きい靴、小さい靴、履き続けるとどうなる?

サイズが合わない靴は足のトラブルの元。脱げてしまうほど大きい靴、痛みが出るほど小さい靴はあなたの足にこんな影響を及ぼします。

小さいサイズの靴を履いていると…?

  • 足が疲れやすく、転びやすくなってしまう
  • タコや魚の目
  • 骨や爪の変形:巻き爪、外反母趾、ハンマートゥ

大きいサイズの靴を履いていると…?

  • 体のバランスのゆがみ:膝や腰の痛み、下半身のたるみ、肩こり
  • O脚
  • 靴擦れやマメ

正しいサイズ選びが気持ちよく靴と付き合うポイントです!

靴は大きい、小さい、どっちがいい? その3:試着のポイント

試着の際に特に注意したいのは次の3つです。

  1. 時間帯
  2. 素材
  3. 履き方

大前提として”柔軟にサイズを選ぶ”ことが大切。思い込みはサイズ選び失敗の元です。

ざっくりと試着のポイントを説明していきます。時間帯は実際にその靴を使うタイミングに、靴下も合わせて履けたらベストです。普段履きを選ぶときは、17時以降がおすすめ。また、キャンバスや革といった素材の違いでもフィット感は変わってきます。試着をする際も、しっかりとかかとを合わせて紐を締めて確認しましょう

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靴は大きい、小さい、どっちがいい? その4:両足のサイズが揃わないときはどちらにあわせる?

両手の手相が違うように、足でも左右差を持つ人がいます。また、そのサイズの違いが大きいほど、片方の足に負担がかかってしまいます。左右の大きさが違う場合、大きい方のサイズに合わせて購入し、小さい方の靴を調整するのが失敗しないコツです。
なお、足長(つま先~かかとの長さ)が大きい場合はつま先の余裕に合わせましょう。しかし、足囲(足の幅)に差がある場合は幅の狭い方に合わせましょう。靴は縦方向(足長)には伸びませんが、横方向(足囲)は伸びてくるからです。足幅が狭くても痛みが無く、指先が自由に動けば問題ありません。

ピッタリすぎるスニーカーはダメ?

あまりにもピッタリだったサイズのスニーカーを購入。あとで窮屈感が出てきたり、失敗することも多いです。これはピッタリでも問題ないサイズなのか、あとで足のトラブルに繋がるサイズなのか。試着の際に気を付けたいポイントは次の2つです。

  1. つま先の余裕
  2. 足囲(足幅)

それぞれ紹介する基準を参考に、総合的にサイズの判断をするとあなたにフィットしたサイズ選びが出来ますよ。

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ピッタリすぎるスニーカーはダメ? 注意①:つま先の余裕

まず一つ目に注意したいのは、つま先の余裕です。正しいサイズには捨て寸(すてすん)と呼ばれる、つま先にわざと開ける余裕が必要です。一般的に1~1.5cm必要で、足を踏み出した際に前へズレてしまう指を守ってくれます。ちなみに、実際に測った足長と靴のサイズの数字が一致しないのは捨て寸を取るからです。

捨て寸(1~1.5cmの)は指で簡単に測ることができます。人差し指を使うと思いきや、女性は薬指を使います。なぜなら、男性と女性では手指の大きさが違うから。どちらも第一関節を使って測ります。

男性:人差し指の厚みで測ります 人差し指が横に入ればOK

女性:薬指の幅で測ります 薬指が縦に入ればOK

(引用:AIST日本人の手の寸法データ-寸法項目一覧)

※1.3cmになる部分を抽出しています。若干の隙間は許容範囲です。

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ピッタリすぎるスニーカーはダメ? 注意②:足囲(足幅)

次に気を付けたいのは足囲(足の幅)です。つま先の余裕がないと、幅も狭くなってしまいます。意外と知られてませんが、靴も洋服と同じようにサイズが変われば足長も足囲も変わるんで!足囲のフィットも度を越えてしまうと、外反母趾といった足のトラブルのもとになります。つま先の余裕にこだわるあまり、窮屈な靴を履いている方ほど足のトラブルを抱えています。

足囲のフィット感については”親指と小指の脇に適度な圧迫感があり、5本の指がストレスなく動かせる”のが目安です。試着の時点で明らかなキツさがあったり、足の形が浮き出てしまうのはNGです。

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革靴は大きい、小さい、どっちがいい?

結論を言うと、革靴はピッタリか少し窮屈なくらいがベストです。人の皮膚と同じように、革靴も柔軟性があります。足の汗で革の繊維が柔らかくなり、徐々に伸びてきます。限度はありますが、徐々に履く時間を延ばすと気持ちよく履けるようになります。

サイズの合う靴は足運びに合わせて靴も付いてきます。足が疲れないどころか足のトラブルを防ぐことができるのです。

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靴が大きいときの対処法

大きいと感じている靴は次のどちらでしょうか?

足長は良いけど、フィット感が悪い ・足長も足囲も大きく、全体的に合っていない

つま先に捨て寸があり、足幅が緩い場合は靴紐で調整します。少し緩めたり、紐の通し方を変えるだけでフィット感を高めることができます。また足長も足囲も大きい場合は、インソール(中敷き)で調整します。インソールは自分の足より大きいサイズの靴に使うと効果的なアイテム。 0.5 サイズ程度の違いならインソールで調整できます。

まとめ

この記事では靴の大きい方、小さい方どっちを選べばいいのか?について紹介しました。

脱げそうなほど大きすぎる靴や痛みが出るほど小さい靴は足のトラブルの元です。しかし、少しのところでサイズに迷う場合は大きい方を選びましょう。また、時間帯や履き方でもサイズ感が変わってしまいます。正しい試着の作法を身に付けるのも、フィット感の丁度いいサイズを選ぶための近道です。