こんにちは!えでん(@shiru_toku)です。
客先で靴を脱ぎ履きしたり、急に家へお客さんが来たり。靴の臭いが気になって、ためらった経験はありませんか?この記事では、靴の乾燥・消臭に欠かせない乾燥剤について解説します。靴の乾燥剤の使い方、靴の湿度対策、加水分解について知りたい方は必見です。また、靴の中に入れっぱなしでOKな乾燥剤も紹介していきます。大切な靴を長く履くためにも、ぜひ最後までご覧ください!
本記事の内容
- 靴の乾燥剤は入れっぱなしでOK
- 靴用乾燥剤の使い方
- 靴の臭いの原因は?
- 湿気が靴に悪い理由
- 靴の除湿方法は?
- スニーカーの加水分解はなぜ?
- まとめ
靴の乾燥剤は入れっぱなしでOK

靴を脱いだあとは中が汗でジメジメ。汗の湿気を取ってくれるのが靴用の乾燥剤です。それでは、靴用乾燥剤で入れっぱなしOKなアイテムを紹介します。なお、靴用乾燥剤は繰り返し使用できるためローテーションして使用するのがおすすめ。持っている靴数+1個用意しておくと常に靴内を吸湿できます。
また、洗濯物を乾かすように天日干し(太陽に当てる)すると効き目が蘇ります。スニーカーや革靴が大好きな僕も愛用しているアイテムです。
靴用乾燥剤の使い方

靴用乾燥剤は、靴を脱いだあとに使います。片足ごとに一つずつ、特に汗のこもっているつま先側に入れましょう。紙よりは吸湿性が弱いため、消臭のスプレーをしたり少し置いてから入れると良いです。また、時折取り出し臭いを嗅いでみましょう。靴内の臭いが移ってきているなと思ったら取り替えるサインです。もう1組を靴内に入れ、取り出した分は天日干しをします。1日も干せば再使用できるようになります。
また、シーズン物の靴をしまうときには靴箱の中に一緒に入れておくと劣化を防ぐことができます。靴は空気中の水分(湿気)を吸うことで加水分解します。保管中にも劣化が進んでしまうため、そのままにするよりも一緒に入れておくことをおすすめします。
靴の臭いの原因は?

イヤな靴の臭い。その原因は足の雑菌です。人の皮膚には雑菌(皮膚常在菌)が住んでいます。雑菌は、皮膚から出る垢や皮脂、汗を代謝することで臭いを発生させています。また、20~50℃で増殖するんです。私たちは足の裏や指の間から、毎日コップ1杯分の汗をかいています。その汗は靴底や靴下に染みていきますが、このときに雑菌も移っていくのです。
人の体温は細菌の発育に適しているので、対策なしには雑菌が増殖し臭いが発生してしまいます。また、汗の水分は靴の型崩れの原因にもなります。最初のうちは馴染みが良くなるということになりm須賀、放っておくとこちらも変形の原因になってしまいます。
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靴の除湿方法は?

靴用の乾燥剤を入れっぱなしにする他にも、靴の除湿ができる方法を2つ紹介します。順番に行うことでさらに靴の湿度対策になりますよ!
- シューキーパー
- ローテーション
- 新聞紙(おまけ)
靴の除湿方法 その1:シューキーパー
最初に紹介するのはシューキーパー。靴の乾燥剤と同じく除湿に役立ちますが、湿気を取るスピードは遅いです。ですが、靴内にすっぽりと入るタイプなので乾燥させながら型崩れを防止することができます。洋服とは違い、靴はアイロンをかけられないので型崩れによる変形を防止できると長持ちにつながります。
靴を脱いで乾燥剤を抜いたあと、次に履くまで入れておくのがおすすめ。また、湿気のこもりがちな革靴やブーツなど素材の厚い靴ほど効果的です。長期の保管時にもぜひ使いたいアイテムです。詳しくは次の記事で解説しています。
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靴の除湿方法 その2:ローテーション
次に紹介するのはローテーションです。数足の靴を履き回す方法になります。靴の中が完璧に乾くのには2~3日かかると言われています。続けて同じ靴を履くことは、靴内を湿らせ続けていることになるんです。イヤな臭いや劣化の直接的な原因になるため、しっかりと乾燥させる時間が必要なんです。
毎日履くタイプの靴であれば、一般的には3足揃えてローテーションします。すると週5日であれば被ることなく、かつ2日の保管時間があるためしっかりと乾燥させることができます。靴をローテーションすることはキレイに長く履くことにつながり、お財布にも優しい方法です。
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靴の除湿方法 おまけ:新聞紙
除湿方法のおまけとして新聞紙も有効です。新聞紙はシューキーパーの代わりとして使うのが効果的。足先に詰めることで湿気を吸収したり、型崩れを防ぐことができます。
新聞紙は、表面がデコボコしていて吸収率が高いです。普通の紙よりも水分を吸収しやすく、敷いておくだけでも除湿効果を発揮します。靴箱や棚に新聞紙を敷いておくと、靴の湿気を吸い取ってくれます。ですが、新聞紙はある程度湿気を吸収すると、それ以上湿気を吸収するこ とができなくなってしまいます。新聞紙に臭いが移った時点で入れ替えをする必要があります。
スニーカーの加水分解はなぜ起こる?

スニーカーの寿命と一目で分かるのが加水分解です。履いていなかったスニーカーを久々におろしたら、底がポロポロしてきたり剥がれてしまったり。これは空気中の水分(湿気)とスニーカーの底の素材が化学反応して劣化してしまうのが原因です。
製造や価格の面からスニーカーの素材にはポリウレタンやEVAなどの素材が使用されます。これらの素材は水分に弱く、時間の経過とともに空気中の水分を吸い込んで劣化してしまいます。どうしても避けられない現象ですが、靴箱にしまう際に乾燥剤を入れておくことで少しでも劣化を遅らせることができます。
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まとめ
今回は靴の乾燥剤について解説しました。