こんにちは!えでん(@shiru_toku)です。
新しい靴を選ぶ際、「つま先はどれくらい空くのがいいんだろう?」と思ったことはありませんか?「かかとに指一本入るのがいい」とも聞くし、どう選ぶのが正しいのかイマイチ分からない人も多いはず。
この記事を最後まで読めば、納得して自分に合うサイズを見つけることができるようになりますよ。
本記事の内容
- 靴のつま先は空いていても大丈夫?
- 靴のつま先はどれくらい空ければいいの?
- つま先の空きを測る簡単な方法
- かかとの合わせ方はどうしたらいい?
- 足に合った靴の選び方:ぴったりときつめ、どっちがいい?
靴のつま先は空いていても大丈夫?
結論から言うと、つま先部分に余裕のあるサイズがちょうどです。逆につま先に余裕のない靴は、将来的に外反母趾といった病のリスクになります。
試着をしているとつい、つま先の余裕が気になってしまって小さいサイズを選んでしまう方は多いです。サイズの合わない小さな靴を履くと、指が圧迫されて曲がった状態になります。この状態が続くと次第に指が変形していき、外反母趾になってしまいます。
靴のつま先はどれくらい空ければいいの?
靴のつま先部分には、一般的に1~1.5cmの余裕が必要です。この余裕は捨て寸(すてすん)と言います。足の指は踏み出すとき、直立時よりも前へズレます。捨て寸はこのずれによって指を痛めないために必要な隙間なのです。
足長(実際の足の長さ) + 捨て寸となるため、足長と靴のサイズには差が出てしまいます。
スニーカーでも革靴でも、シューズの種類は問わずこの基準で選びましょう。
つま先の空きを測る簡単な方法
捨て寸(1~1.5cmの)は指で簡単に測ることができます。人差し指を使うと思いきや、女性は薬指を使います。なぜなら、男性と女性では手指の大きさが違うからです。どちらも第一関節を使って測ります。
男性:人差し指の厚みで測ります 人差し指が横に入ればOK
女性:薬指の幅で測ります 薬指が縦に入ればOK
※1.3cmになる部分を抽出しています。若干の隙間は許容範囲です。
かかとの合わせ方はどうしたらいい?
試着の際、かかとに指を入れて捨て寸を確認したあとは必ずかかとを合わせます。ひもを締める前には、足を手前(かかと側)に引いてからにしましょう。かかとを引かずにひもを締めると、足が前後に動いてしまいます。
「靴がゆるい」と感じる大きな原因になりますので、必ず足を手前に引いてからひもを締めましょう。しっかりと締めることができると歩いたときにかかとが脱げなくなります。
足に合った靴の選び方:ぴったりときつめ、どっちがいい?
つま先の空き具合と同じように、多くの人が「ぴったりときつめ、どちらの靴を選ぶのが良いのか?」という点を気にするでしょう。実際に履く時間・季節・靴の素材など、様々な要因によってどちらを選ぶかは変わってきます。
詳しくは次の記事で詳しく解説しています。ぜひサイズ選びの参考にしてください。
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まとめ
今回は靴のサイズ選びの中で気になる方も多い、「つま先の余裕」について解説しました。
今回のポイント
- つま先の余裕は必要。捨て寸(すてすん)と呼ばれる隙間です。
- 捨て寸は1cm~1.5cmが理想です
- 男性は人差し指が横に入ればOK
- 女性は薬指が縦に入ればOK
納得のいく一足を選ぶためにも、つま先の隙間を気にしてみてください!