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スニーカーがぴったりすぎるのは良くない!?サイズの選び方と試着で確認したい4つのポイント

スニーカーがぴったりすぎるのは良くない!?サイズの選び方と試着で確認したい4つのポイント

こんにちは!えでん(@shiru_toku)です。

スニーカーを選ぶときピッタリがいいのか、少し窮屈なくらいがいいのか迷うことも多い。前後サイズが合わず、このサイズで良いのか?と不安になることもあります。この記事では、スニーカーがぴったりすぎるときにチェックしたいポイントを解説しています。本当に正しいぴったりなのかどうか、セルフチェックしてみましょう。この記事を最後まで読むと、ストレスなく履けるサイズ選びができるようになりますよ!

本記事の内容

  • スニーカーがぴったりすぎるのは良くない?
  • 靴は大きめ小さめどちらがいい?
  • スニーカーのつま先がきついのはどうして?
  • きつい靴を履き続けるとどうなる?
  • スニーカーが大きいとどうなる?
  • まとめ

スニーカーがぴったりすぎるのは良くない?

スニーカーや靴全般を試着した際、ストレスが無いとピッタリと言ったりしますよね。ですが、この基準は人によってまちまち。また、あのとき履いたら良かったのに…と、時間によって履き心地が変化することもしばしば。できるなら一度で自分に合うサイズを見極めたいですよね。試着をしたスニーカーがぴったりすぎるな、と感じたら次の5つのポイントを確認してみましょう。なお、②~⑤は靴に足を通したら必ず立ってからサイズ確認をしましょう

  1. 時間帯・靴下
  2. つま先の余裕
  3. 足囲(足の幅)
  4. 甲の締め付け
  5. くるぶしとかかと

スニーカーがぴったりすぎるのは良くない? 基準①:時間帯・靴下

まず確認したいのは、試着をしている時間と靴下です。探しているスニーカーを実際に履くことになるコンディションで試着ができているか確認します。

もし午前中に試着をする場合は、若干緩いくらいのサイズを選びましょう。間違えても、どこかに窮屈感のあるサイズは選んではいけません。足は時間の経過とともに、歩く歩数などの影響で次第に浮腫んできます。浮腫みを考慮に入れるのが上手なサイズ選びのポイントです。また、靴下の厚みもサイズ感が変わる原因の一つ。可能な限り、実際に履いていくのと同じ靴下で試着しましょう。もし持っていない場合は、店員さんに言って借りると良いですよ。

なお、普段履きとして長時間履くスニーカーであれば17時以降に試着するのがおすすめです。

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スニーカーがぴったりすぎるのは良くない? 基準②:つま先の余裕

まずはつま先の余裕を確認し、スニーカーがぴったりすぎるかどうか判断します。

スニーカーに足を通したら、かかとを靴にしっかりと合わせます。それから靴ひもを締めていきましょう。立ち上がったときに、つま先に1~1.5cm程度の余裕があるか確認します。この余裕は捨て寸(すてすん)と呼びます。捨て寸は、足を運ぶときに一緒に前へズレる指を守るために確保するものです。仮に、つま先に余裕のないスニーカーを履いているとつま先を痛めたり、つま先の変形につながったりして危険です。

簡単な測り方や目安については、後項目で詳しく解説します。

スニーカーがぴったりすぎるのは良くない? 基準③:足囲(足の幅)

つま先の次に足囲(足の幅)が合っているかどうかを確認します。足囲は親指と小指、それぞれの脇のサイズ感です。

立ってサイズの確認をするのは、足囲を正しく確認するためです。お餅をつくと広がるように、足も立つと体重が乗って大きくなります。親指や小指の脇に窮屈感が無いか確認しましょう。フィット感がありつつ、5本の指を広げることができればOKです。

もし、痛みがある場合は大きいサイズを試します。つま先に余裕がある分には構いませんので、インソールなどで調整しましょう。試しに歩いてつまづかず、スムーズに歩けるのであれば問題ありません。

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スニーカーがぴったりすぎるのは良くない? 基準④:甲の締め付け

つま先、足囲と確認したら甲の締め付けも合わせて確認します。意外ですが、甲がきついと擦れて水ぶくれができます。僕もそれで何足も履かなくなってしまいました。

甲部分は窮屈感が無く、かかとも浮かなければOKです。甲に窮屈感がある場合、靴ひもがある靴は紐をゆるめます。スリッポンタイプの場合は、1サイズ上を試してみます。場合によっては、インソールによる調整もおすすめです。また、甲側の履き口が食い込む場合も1サイズ上を試してみることをおすすめします。

靴ひもの締め具合が変わると、合わせて足囲のフィット感も変わります。甲と足囲部分は関係しているため、靴ひもを調整したら必ず立って足囲の確認もしましょう

スニーカーがぴったりすぎるのは良くない? 基準⑤:くるぶしとかかと

サイズ感を確認するとき、忘れてはいけないのがくるぶしとかかと部分のフィット感です。

かかとを靴のかかと部分にしっかりと合わせます。靴のかかと部分が反りかえっていて、足に食い込まないかどうか確認します。合わせて、くるぶしの下部分に履き口が食い込まないかどうかも確認します。一度痛みがあると、実際に履き下ろしてからも痛みが出てしまいます。個体差もある部分のため、同サイズの違う箱があれば履き比べをします。無い場合は、薄いインソールを入れるなどして当たる箇所を調整します。

靴は大きめ小さめどちらがいい?

結論から言うと、選ぶ靴の種類によって異なりますが大きめをおすすめします。小さい靴を伸ばすのは難しいですが、大きい靴は簡単に調整できるから。ピッタリと少しキツめの場合は、ピッタリとさらに1サイズ大きい靴を履き比べましょう

サイズが合わない靴は足のトラブルの元です。脱げてしまうほど大きい靴、痛みが出るほど小さい靴は足の変形や体のゆがみにつながってしまいます。つま先やかかとなど、部分的にちょうどいい目安を知ることが健康にもつながります。

ちなみに、左右の大きさが違う場合、大きい方のサイズに合わせて購入し、小さい方の靴を調整するのが失敗しないコツです。

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スニーカーのつま先がきついのはどうして?

つま先に適度な余裕がないと、つま先を痛めてしまいます。試着をするときに”縦は指1本分が~”と言うのは、つま先部分に余裕を取るためなのです。意外と知らない人は多いですが、この余裕のことを捨て寸(すてすん)と呼びます

捨て寸は1~1.5cm取ります。男性は人差し指が横向きで1本、女性は薬指が縦向きに1本入るくらいが目安です。ちなみに、実際の足の長さ(足長)と靴のサイズに差が出てしまうのは捨て寸が原因です。足長+捨て寸=靴のサイズ表記となっているため、サイズの数字に差が出てしまいます。サイズ選びのときには注意しましょう。

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きつい靴を履き続けるとどうなる?

きつい靴を履いていくと足に、体にどんな影響があるのでしょうか?

小さい靴を履いているとタコや魚の目の原因になったり、血流が悪くなるため足が疲れやすく転びやすくなったりします。また、足指や爪の変形につながります。巻き爪や外反母趾、ハンマートゥなど…。痛みがあるだけではなく、事後の不便につながってしまう病気もあるので見過ごせません

特に女性の方は男性に比べると筋肉量が少なく、足が変形しやすいです。僕が販売員時代にも、外反母趾や予備軍の方を多く見てきました。共通していたのは、つま先部分の余裕を勘違いしていた点です。サイズの選び方を参考に、歩きやすくストレスにならないものを選びましょう。

スニーカーが大きいとどうなる?

あまりにも合わないサイズのスニーカーは、足に異変を起こす原因です。小さいのはもちろんですが、大きいのも問題です。実際にはこんな影響が出てきます…

  • 体のバランスのゆがみ:膝や腰の痛み、下半身のたるみ、肩こり
  • O脚
  • 靴擦れやマメ

靴ひもを締めてもかかとが浮いてしまう、中敷きのかかと部分だけ薄くなってしまうのは靴が大きいサインです。スニーカーをデカ履きする際も、インソールを入れて調整するなどして思わぬトラブルへの予防をしましょう。

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まとめ