こんにちは!えでん(@shiru_toku)です。
雨や雪など、季節の靴を選ぶのは難しいですよね。靴下の暑さが違っていたり、普段履きのように選ぶ基準が一つだけではなかったり。そこでこの記事では、雪の日の靴に焦点を当てます。雪の日の靴は何を履くのがいいのか、どんな基準で選ぶべきか解説します。また、梅雨時の靴の選び方や凍結路面の歩き方も併せて紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください!
本記事の内容
- 雪の日の靴はどう選ぶ?
- 路面凍結の歩き方
- 雪の日の靴はどうやって手入れする?
- 梅雨時に靴は何履く?
- まとめ
雪の日の靴はどう選ぶ?

毎シーズン決まって降雪のない地域ほど、急な大雪予報に慌てがち。雪かきやお出かけに、頼りになるのが雪の日用の靴です。安全に、濡れずに快適に履ける靴を選びたいですよね。間違いない一足を選ぶため、注意したいのは次の3つのポイントです。
- 靴表面の素材
- 靴底
- 靴の内側
雪の日の靴はどう選ぶ?:靴表面の素材
まず気にしたいのは、アッパー(靴表面)の素材です。当たり前ですが、靴表面は目に見える部分で最も雪と触れる部分。安心して履くためにも素材選びは重要です。
スノーブーツの中でも多いのはファブリック(布全般)。たとえばナイロンや綿の入った生地など。ファブリックは撥水と防水に分かれていますが、種類によって価格も変わってくるのがポイントです。ナイロンなどの化学繊維は撥水です。撥水は表面で水分を弾き、中に染みにくい素材。傘と同じだと思ってください。
一方、防水は靴の内部に水分が入ってこない素材です。中に染みてこないだけで、実は表面がそこまで水分に強くない場合もあります。雪は雨と比べると染みにくいですが、長時間触れていると染みてきます。そこで撥水と防水の違いが出てきます。長い時間、靴が隠れるほど深い雪に入らない場合は撥水で十分です。
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雪の日の靴はどう選ぶ?:靴底
次に気にしたいのは靴底です。靴底は歩きやすさに影響します。結論から言うと、少々重さがあってもゴム底のデザインを選ぶようにしてください。
車のタイヤと同じようにゴムは摩擦が大きく、滑りにくいです。靴の中で一番重いのは底ですが、軽量なほどゴムが貼っていない場合がほとんど。もしわかりにくい場合は、店員さんに聞いてみましょう。また、靴底に雪が挟まると靴裏一面が平らになって不安定になります。可能であれば、できるだけ靴底の溝が深いデザインを選びましょう。
店頭に並んだ靴が重いなと感じても、実際に履くとそこまで感じません。もし不安な場合は、試し履きをして重さも確認してみましょう。
雪の日の靴はどう選ぶ?:靴の内側
最後に気にしたいのは靴の内側です。靴が脱げないように包んでくれたり、ボアなどで足を温めてくれたりするポイントです。実は、少しでもくるぶしが出ていると足先まで冷えてしまいます。寒さから足元を守るためにも、靴の内側が温かいかどうか手を入れて確認しましょう。
また、雪の日の靴は足が脱げないようなデザインになっています。履き口から足首にかけてやや窮屈なのがポイントです。サイズ選びのとき、普段のサイズではそもそも足が入らないなんてことも多いです。つま先や足幅といった足先のサイズ感も大切ですが、履き口のサイズ感も気にして選びましょう。
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路面凍結の歩き方

雪が降ると気になるのは次の日から。特に日陰は路面が凍っていて転びやすくなりますよね。路面凍結は○つを意識すると安定して歩けます。
- 小さな歩幅で歩く
- 靴の裏全体を地面につけて歩く
- かかとに重心をかけない
小さな歩幅で、上から均等に踏みつけるように歩きます。蹴り出したり、かかとから着地しようとすると余計な力が掛かり滑りやすくなるため注意しましょう。実は帰宅後も注意が必要です。溶けた雪が靴底の溝に入り、滑りやすくなってしまいます。玄関でも、この3つのポイントを意識したまま家に入りましょう。
雪の日の靴はどうやって手入れする?

普段履く靴と同じように、雪の日の靴もお手入れが必要です。雪用のウェアと同じように、お手入れをすることで長く履くことができるんです。今回紹介したいお手入れは、汚れ落としと防水スプレーの2つ。どれも簡単にできて効果的です。ポイントを交えて解説していきます。
雪の日の靴はどうやって手入れする?:汚れ落とし
まず1つ目は汚れ落とし。染みにくい靴を選べば、汚れも気にしなくてもいいと思うかもしれません。実はそれ、誤解なんです。撥水性能がある素材でも、表面に汚れが残っていたり染みていたりすることも少なくありません。
固く絞った布で対応します。表面に押し当てるように汚れを落としましょう。固形物の場合には、事前に手で払うなどしてから布を当てるようにしましょう。ここで決してこすってはいけません。表面が毛羽立つなど、痛める原因になるため注意しましょう。
雪の日の靴はどうやって手入れする?:防水スプレー
2つ目に紹介するのは、防水スプレーです。実は、一番簡単で効果の見込めるお手入れでもあります。
先に紹介したように、撥水素材であってもシミや濡れることは避けられません。溶けかけの、土を含んだ雪などが汚れる原因になることも。雪の費用の靴を履く前には、必ず防水スプレーをつけるようにします。
靴表面に皮膜を作り、水分はもちろん汚れも付きにくくなる効果があります。汚れが付きにくくなると、メンテナンスも楽になりますし靴にも優しいです。雪の日の靴以外にも使い道はあるので、一本常備しておくと便利です!
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梅雨時に靴は何履く?

梅雨時は長靴やレインシューズを履きましょう。雨は雪よりも染みやすいのが特徴。当たり前ですが、長靴は雪でも履けますが、雪の日用の靴は梅雨時に不向きです。
もし、長靴を履くのが億劫なときは違う選択肢もあります。たとえば、合皮の靴や防水対応の靴。スニーカーやパンプス、革靴など選択肢は多岐にわたります。普段履くものと一緒に雨用を用意しておくと、いざという時に役に立ちます。
雨に強い靴でも、履いたあとはしっかり乾かしましょう。水分は靴表面のコンディションを損ねたり、伸びる原因になったりします。次に履くまでの間はしっかりと湿気対策をして、長く履きましょう。
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まとめ
この記事では雪の日の靴を選ぶポイント、手入れ方法など解説してきました。
ぜひこの記事を参考に、納得して使える一足探しをしてみてください!