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パンプスの汚れ落とし方:合皮はどうする?大切な靴を長く履くポイントを解説!

2022年12月27日

パンプスの汚れ落とし方:合皮はどうする?大切な靴を長く履くポイントを解説!

こんにちは!えでん(@shiru_toku)です。

合皮の靴は広がりにくく、汚れも着きにくいのが良いですよね。雨ように一足もっている方も多いはずです。ただ、汚れたらどうして良いか分からない、なんてことも。この記事では、合皮靴の汚れる原因や落とし方を紹介します。簡単に使える時短便利グッズも紹介していきます。大切なパンプスを長く履くためにも、ぜひ最後までご覧ください!

本記事の内容

  • 合皮のパンプスは洗ってもいい?
  • 合皮製パンプスの汚れの落とし方
  • 合皮の汚れを落としたらクリームでバリアを
  • パンプスの汚れの原因って?
  • 【簡単にできる】日頃のケア方法
  • まとめ

合皮のパンプスは洗ってもいい?

結論から言うと、合皮は水に強いです。だからといって丸洗いするとカビの原因になるためNGです。それは、すすぎ残した洗剤がカビの繁殖に、アルカリ性の洗剤は靴の変色につながってしまうから。多くのページでは、中性洗剤を使用した汚れ落とし(水洗い)を紹介しているかと思います。主な手順は次の通り。

  1. 桶に水を張り、中性洗剤を混ぜる
  2. 水の中に靴を入れて、中からブラシでこすって洗う
  3. 外側の革部分は、柔らかいスポンジなどで優しく拭き取る

引用:合皮靴の洗い方|2つの方法を徹底解説!-くつのトリコ

合皮製パンプスの汚れの落とし方

洗剤を使用するとメリットもありますが、デメリットも気になるところ。いざ汚れを落とすとき、気軽で簡単に作業できたらいいですよね。そんな理想を叶える、汚れの落とし方を紹介します。

  • 水拭き
  • 専用のクリーナーを使う

合皮製パンプスの汚れの落とし方:水拭き

汚れてるなと思ったらまずはこちらを試しましょう。水を含ませた布を固く絞ります。汚れを拭き取るようにします。

布は可能な限り、雑巾のような厚いものよりもウエスのような薄いものがいいです。

合皮製パンプスの汚れの落とし方:クリーナーで汚れ落とし

水拭きで落ちない汚れは専用のクリーナーで落としましょう。例えば、キズ部分に入り込んでしまった汚れなどです。強くこすってしまうと、かえって素材を痛めてしまいます。クリーナーこそ、最高の時短アイテム。簡単に手入れは靴の長持ちに欠かせません。

紹介するのはM.モウブレイのステインリムーバー。革靴用の汚れ落としクリーナーです。優しい力で簡単に汚れ落としができます。また、革靴用なので革靴磨きの汚れ落としとして使うことも。僕も愛用しているアイテムです。

合皮製パンプスの汚れの落とし方:汚れ落とし時の注意点

落ちないからと言って洗濯機を使うのは控えてください。思わぬ破損、型崩れの原因になる可能性があります。

革靴用のクリーナーをクロスにとり、円を描くように汚れを落とします。円を描くようにすることでムラなく、適度な力で汚れを落とすことができます。ちなみに、円を描くようにつかうのは靴クリームも同じです。靴のお手入れの所作として覚えておきたい動かし方です。

合皮の汚れを落としたらクリームでバリアを

汚れ落としを紹介してきましたが、汚れを落とした後も重要です。合皮は防水スプレーと相性があまり良くないです。変色はしないものの、水玉のようにスポットができたり、かけた後にブラシで整えたり手間がかかってしまいます。そこで、おすすめなのがM.モウブレイのクリームエッセンシャル

合皮は保湿する手段が革靴と異なっていて、栄養を与えないとひび割れの原因に。クリームエッセンシャルをクロスに取り、こちらも円を描くように塗布して乾燥させます。こちらもクロスに付けて使用しますので、リムーバーと使い分けするのがベターです。

パンプスの汚れの原因って?

目に見えるパンプスの汚れ、主な原因は泥や空気中の水分、塵(ちり)などです。スニーカーもそうですが、靴は履いているだけで外気に触れます。外気(空気)中には湿気はもちろん、塵・ホコリといったゴミも漂っています。

それぞれ漂っている湿気と塵・ホコリがくっついて汚れとなり、表面に付着するのです。また、表面は靴どうしや地面との摩擦でもキズや汚れとなってしまいます。

なお、パンプス内側の汚れ・臭いの原因は、足から出る汗と皮脂(古くなった角質)です。カビや臭い菌は水分と皮脂が大好き。内側をケアすることも長くきれいに履くコツです。

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【簡単にできる】日頃のケア方法

頑固な汚れを防ぐには日頃のケアが大切です。塵も積もれば山となる、靴の汚れも例外ではありません。こまめなケアが一番ですが、面倒ですよね。そこで、簡単にできて効果のあるお手入れを紹介します。おすすめは次の2つです。

  • ブラッシング:馬毛のブラシを使って全体、境目と埃(ほこり)や砂を落とします。埃は水分と混ざると汚れになります。
  • 防水スプレー:汚れが合皮表面に付着するのを防ぎます。付着した汚れも落としやすくなるのもポイントです。

なお、防水スプレーの使い方については次の記事で詳しく紹介しています。

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まとめ

今回は合皮製パンプスの汚れ落としについて紹介しました。

パンプスに限らず、合皮であればスニーカーなどにも使える方法になります。学生さんのローファーや雨用の一足などにぜひ活かしてみてください!