こんにちは!えでん(@shiru_toku)です。
靴を選ぶ際に目にする「D」や「2E」、「4E」といった表記を見かけたことありませんか?4Eは幅広だと聞いて、実際に履いてみるとしっくりこないなんてことも。今回は幅のサイズ表記について紹介します。また、「E」が増えると何が変わるの?3Eの幅は何cm?といった疑問にもお答えしていきます。
本記事の内容
- 靴のサイズ「2E」とはどこのサイズ?
- 3Eの幅は何cm?足幅のサイズについて
- 幅広なら4Eを選ぶべき?何Eのサイズが自分に合うの?
- サイズを選ぶ際に気を付けたいポイント
靴の「2E」とはどこのサイズ?
よく靴屋さんで見かける「2E」は足幅のサイズです。ワイズや、ウイズと呼ばれていて、「E」のようにアルファベットで表されます。これは、足の親指の付け根から小指の付け根までを一周測った寸法(足囲)を目安にしています。たとえるなら、足のウエストを表している数字です。一方、23.5cmや25.0cmといったサイズは「足長」と呼ばれています。
この足幅のサイズの根拠はJIS規格(日本産業規格)です。自動車や電子機器などにJISマークが付いていますが、実は靴にも適用されているんです。なお、足幅のサイズは0.5cm刻むごとにA~Gまでの10段階があります。
狭い⇦ 足幅のサイズ ⇨広い
A B C D E 2E 3E 4E F G
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3Eの幅は何cm?足幅のサイズについて(サイズ表)
ここまで足幅のサイズについて紹介してきました。それでは、具体的にサイズ表を見ていきましょう。足長と足幅(ワイズ)の交差するマスが大きさになります。
男性用(メンズサイズ:24.5cm~28.5cm)
足幅(単位:mm) | ||||||||
足長 | A | B | C | D | E | 2E | 3E | 4E |
24.5cm | 90 | 92 | 94 | 96 | 98 | 100 | 103 | 105 |
25.0cm | 92 | 94 | 96 | 98 | 100 | 102 | 104 | 106 |
25.5cm | 93 | 95 | 97 | 99 | 101 | 103 | 105 | 107 |
26.0cm | 94 | 96 | 98 | 100 | 102 | 104 | 106 | 108 |
26.5cm | 95 | 97 | 99 | 101 | 103 | 105 | 107 | 109 |
27.0cm | 96 | 99 | 101 | 103 | 105 | 107 | 109 | 111 |
27.5cm | 98 | 100 | 102 | 104 | 106 | 108 | 110 | 112 |
28.0cm | 99 | 101 | 103 | 105 | 107 | 109 | 111 | 113 |
28.5cm | 100 | 102 | 104 | 106 | 108 | 110 | 112 | 114 |
※サイトの表示範囲上、「F」および「G」の足幅は省略しています。必要に応じて拡大して表示ください。
女性用(レディースサイズ:22.0cm~25.0cm)
足幅(単位:mm) | ||||||||
足長 | A | B | C | D | E | 2E | 3E | 4E |
22.0cm | 83 | 85 | 87 | 89 | 91 | 93 | 95 | 97 |
22.5cm | 84 | 86 | 88 | 90 | 92 | 94 | 96 | 99 |
23.0cm | 85 | 87 | 89 | 91 | 94 | 96 | 98 | 100 |
23.5cm | 86 | 89 | 91 | 93 | 95 | 97 | 99 | 101 |
24.0cm | 88 | 90 | 92 | 94 | 96 | 98 | 100 | 102 |
24.5cm | 89 | 91 | 93 | 95 | 97 | 99 | 101 | 104 |
25.0cm | 90 | 92 | 94 | 96 | 99 | 101 | 103 | 105 |
(引用:日本産業規格 靴のサイズ)※なお、ここでは一般的なサイズについて表記しています。
幅広なら4Eを選ぶべき?何Eのサイズが自分に合うの?
靴の「2E」、「3E」といったサイズの大きさがが分かりました。それでは、実際にワイズを確認してみましょう。
- 片方の足で親指・小指の、それぞれ最もふくらんでいる場所を確認します。
- メジャーを使い、ウエストを測る要領で足囲を計測します。
※足は測定する時間や体調によって若干の差が生じます。計測した値はあくまで目安として使うようにしてください。
なお、市販されている靴の中には足幅(ワイズ)の表記のないモデルも存在します。上記の表や試着をしながら適切なサイズを選ぶようにしてください。
靴のサイズが大きいとどうなる?
靴は大きすぎてもよくありません。大は小を兼ねると言いますが、大きすぎは小を兼ねません。ピッタリを超えた大きい靴は足・体のトラブルを引き起こします。
大きいサイズの靴を履いていると…?
- 体のバランスのゆがみ:膝や腰の痛み、下半身のたるみ、肩こり
- O脚
- 靴擦れやマメ
ちょうどいいサイズの目安は、「親指と小指の脇に適度な圧迫感があり、指が自由に動かせる」です。いくら靴ひもをキツくしても足が前後に動く、いつも靴ずれする。これはサイズが合っていない証拠です。
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サイズを選ぶ際に気を付けたいポイント2つ
実際に足幅をサイズ表で確認すると、次のことがわかります。
- 同じ「A」の幅でもサイズが上がると広くなる
- 同じ25.0cmでも性別によって幅が違う
特に24.5cm、25.0cmは注意が必要です。なぜなら、男性と女性で被っているサイズになるから。男女兼用サイズのスニーカーでよくあるポイントですが、兼用サイズは大体が男性用サイズで作られています。
したがって、同じ25.0cmでも女性用と比べると幅が広くなっています。サイズが小さくなっても、女性用サイズと比べて広いままです。VANSやadidas、ニューバランスなどで兼用サイズを購入する際は、しっかりと試着をしてサイズ感を確認してから購入するようにしてください。
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まとめ
今回は、靴のサイズ「2E」のことについて紹介しました。
「2E」とは足幅のことで、靴には、足の長さ以外にも「足幅」というサイズがあるのでした。また、靴には足の長さ(26.5cmなど)しか記載のないものも多くて、長さだけを見て買うと失敗する原因にもなります。
- 靴はサイズが上がると広くなる
- 同じ25.0cmでも性別によって幅が違う
この2つのポイントに気を付けて、自分に合う靴探しに活かしてみてはいかがでしょうか?