靴が伸びるのはどうして?伸びる原因と対策法、伸ばす方法をそれぞれ紹介【まとめ】

2021年11月15日

靴が伸びるのはどうして?伸びる原因と対策法、伸ばす方法をそれぞれ紹介【まとめ】

こんにちは!えでん(@shiru_toku)です。

最初はピッタリで買ったスニーカーが、いつの間にか大きく感じる。こんな経験ありませんか?この記事ではなぜ靴が伸びるのか、どうやって靴を伸ばすのか解説していきます。小さめの靴を買ったけど大丈夫?靴は履いていれば伸びる?といった、疑問にお答えしていきます。また、革靴はどれくらいで馴染むのか?スエード靴って馴染むのか?についても紹介します。ぜひ最後までご覧ください!

本記事の内容

  • 靴が伸びるとはどういうこと?
  • 靴が伸びるのを抑える方法4選
  • 靴を伸ばす方法○選
  • 靴を履くと何cm伸びる?
  • 革靴はどれくらいで馴染む?
  • スエード靴って伸びる?
  • まとめ

靴が伸びるとはどういうこと?

靴が伸びるとはどういうこと?:原因は水分

靴が伸びる一番の原因は水分。たとえば、毎日のように足から出ている汗や、予期せぬ急な雨です。お仕事によってはホースを使って撒く水も原因になります。ここで大切なのは、外側から濡れても内側から濡れても靴は伸びるということです。

詳しい仕組みは後ほど紹介しますが、夏場に汗で濡れたTシャツの襟元を引っ張ると伸びるのと同じです。

履き慣れた靴や古い靴がすこし膨らんでいるのもこのせい。また、靴を足に馴染ませるには水分が必要ともいえます。

 

靴が伸びるとはどういうこと?:伸びる仕組み

靴が伸びるのに関係しているのは、画像のような繊維質です。洋服をイメージした方もいると思いますが、布地の靴やメッシュ、意外なところだと革も同じように繊維質なんです。

実は、どの靴も伸びる仕組みは同じなんです。

繊維は水分を含むと柔らかくなります。そこへ内側から足が当たることで伸びます。日常生活でイメージすると、ビニール袋に指を当てると、その部分だけ伸びますよね。同じことが靴でも起こります。

また、圧力のかからないところは伸びないのも特徴です。靴の中ではかかとが該当します。

 

靴が伸びるとはどういうこと?:伸びやすさは素材によって違う

伸びる仕組みは同じですが、素材によって伸びやすさは違います。靴も柔らかいものは伸びやすいですし、固いものは伸びにくいです。具体的には次の通りです。

伸びやすい素材

  • メッシュ(粗いほど伸びやすい)
  • キャンバス(素材)
  • スウェード

伸びにくい素材

  • ナイロン
  • ゴム(長靴)
  • 合成皮革
  • エナメル

雨用に使えるものほど伸びにくい、と覚えると良いでしょう。

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靴が伸びるのを抑える方法4選

靴が伸びる原因は水分でした。靴内の水分を上手に取るとこで、靴の伸びを抑えることができます。ここからはおすすめの対策を4つ紹介します。

  1. シューキーパー
  2. 新聞紙
  3. 靴用乾燥剤
  4. 陰干し

それでは、それぞれについてポイントを交えながら紹介していきます!

靴が伸びるのを抑える方法 その1:シューキーパー

まず1つ目は、シューキーパー。湿気を吸う、木の性質を活かしたお手入れ道具です。靴が伸びる原因になる、汗による湿気を取り除くのに適しています。

また、洋服にアイロンをかけるように、湿気を吸いながらシワを伸ばしてくれます。これが、靴が伸びることによる型崩れの防止になります。日常使いもできますが、ブーツのような長期保存にも向いているのもポイントです。

しかし、一度に大量の水分を取り除くのには適しません。思い切り濡れてしまっている場合、一度新聞紙で水分を取りましょう。

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靴が伸びるのを抑える方法 その2:新聞紙

2つ目は新聞紙です。多くの家庭にある、身近なアイテムです。

新聞紙のポイントは、一気に大量の水分を吸ってくれること。ティッシュと違い、程よく硬さもあるため、靴の形に詰めると型崩れを防げます。なお、新聞紙を入れたままにしても効果は続きません。必要に応じ、シューキーパーや靴用乾燥剤で細部の湿気を吸うと、靴が伸びるのを防げます。

また、一度使うとふやけることもあり、湿気を吸い取る用途での連続使用はおすすめしません。一度使ったら交換しましょう。

靴が伸びるのを抑える方法 その3:靴用乾燥剤

3つ目に紹介するのは、靴用乾燥剤です。乾燥剤は、靴の内側から湿気を吸ってくれます。

また、シューキーパーと同じく靴が伸びるのを防ぐと同時に、嫌な臭いも取ることが出来ます。これは、靴用の乾燥材が時間をかけて中敷きや、その下に溜まった湿気も吸い取ってくれるからです。

なお、乾燥剤に靴の臭いが移ってきたら、天日干しをすると繰り返し使えます。新聞紙と違って、一気に水分を吸い取れないのはデメリットですが、新聞紙と役割を分けて使うと、効果的に水分を取り除くことが出来ます。

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靴が伸びるのを抑える方法 その4:陰干し

最後に紹介するのは、陰干しです。一番ベーシックな方法ですが、メッシュをはじめとした通気性のいい靴は、屋外の風通しのいいところに干すと水分が取れます。洗濯をした後に、洋服を干すのと同じですね。

しかし、靴の中に何も詰めないと型崩れの原因になります。水分が取れるので繊維は縮みますが、一度広がった形のまま縮まってしまうからです。型崩れしやすいつま先には、新聞紙などを詰めて干すのがおすすめ。

また、陰干しと言うのにも理由があります。外で干すのは簡単で、靴が伸びるのを防げます。しかし、直射日光に当ててしまうと、徐々に紫外線で変色してしまうからです。大切な靴を守るためにも、直射日光はNGです。

玄関に置く際も、お気に入りの靴は陰に置くようにしましょう!
え で ん

靴を伸ばす方法○選

ここからは靴を伸ばす方法をいくつか紹介していきます。身近なものを使うこともできれば、専用の器具を使って伸ばすこともできます。それぞれに特徴があるので、ぜひ合った方法を選んで実践してみてください。

靴を履くと何cm伸びる?

革靴はどれくらいで馴染む?

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スエード靴って伸びる?

スエードは革靴素材の中で一番伸びやすいです。ビジネスシューズに使われるスムースレザーと違い、スエードは独特な柔らかさが特徴の一つです。実際にお店で手に取ってみると、納得いただけると思います。

スウェードは簡単に言うと、革の内側を使用した素材です。人の皮膚で考えると、外側(目に見える面)は傷や汚れから守る役割があります。武道をする方などは、皮膚の硬い部分があると思います。一方、皮膚の内側は強度的に弱く伸びやすくなっています。

動物の革も同じように、内側を使うスエードは非常に伸びやすいです。

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まとめ

この記事では靴が伸びる理由と、その対策について解説しました。靴が伸びるのは水分が原因でした。今回紹介した対策はこの4つです。靴内の水分を上手に取ることが対策のミソです。

  1. シューキーパー
  2. 新聞紙
  3. 靴用乾燥剤
  4. 陰干し

身近に使える対策から、踏み込んだ対策まで紹介しました。靴を適度に馴染ませたまま履くためにも、自分に合った方法で対策してみてください!