【まとめ】靴紐が切れるのはどうして?その原因と靴紐に関する話を紹介

2021年11月3日

靴紐が切れるのはどうして?靴紐が切れる原因と効果的な対策3つを紹介!

こんにちは!えでん(@shiru_toku)です。

外出しようとしたとき、外出中に突然靴紐が切れて不安になったことはありませんか?靴紐が切れると縁起が悪い、と言われたりしますよね。日本には靴紐に関しても様々な言い伝えやジンクスがあります。

靴紐が切れるそもそもの原因・対処法についても靴の種類を分けて解説していきます。

本記事の内容

  • 靴紐が切れると縁起が悪い?
  • 靴紐に関するジンクスについて
  • 靴紐が切れるのはどうして?
  • 靴紐が切れる前にできる対策2つ

靴紐が切れると縁起が悪い?

結論から言うと、「靴紐が切れると縁起が悪い」「出がけに靴紐が切れると良くないことが起こる」は、どちらも迷信です。

この迷信は日本人が代々お葬式の際に行ってきた、ある習わしが由来です。昔、人が亡くなったときには死者の入った棺を関係者が担いで墓場まで運んで埋葬していました。このとき、参列者は草履(ぞうり)や草軽(じょうり)を履いていく訳ですが、埋葬を終えると、皆がその場で履きものを脱ぎ、新しい履物に履き替えて帰っていました。

さらに、脱いだ履きものはただその場に置いていかず、履きものの鼻緒を切ってから捨てていました。これは死に関係する催しで使ったものを家に持ち帰るのを嫌い、悪霊に憑りつかれないようにするためです。

その後日本は西洋化し、草履から靴へと履きものが変わりました。そこで言い伝えも鼻緒から靴紐へと移っていきました。

靴紐に関するジンクスとは?

靴紐が切れると縁起が悪い、では解けてしまったらどうなるの…?と思ったはず。ここでは靴紐に関するジンクスを紹介します。靴紐に関するジンクスには恋愛に関するものが多く存在します。

  • 左足 靴紐が解ける:好きな人に告白される                    靴紐が切れる:振られる可能性アリ(パートナーのいる人は気を付けて)
  • 右足 靴紐が解ける:思いがけず恋人ができる                    靴紐が切れる:右足:パートナーとの関係が一歩前に進む

そもそも靴紐が切れるのはどうして?

靴紐が切れる原因はシューホール(靴紐を通す穴)です。まず、革靴か否かで原因と対処法が異なります

靴紐が切れる原因 その1:スニーカー

もし、スニーカーやスポーツシューズの場合。稀にシューホールのハトメにバリがあります。靴紐がズレた際にバリが少しずつ負荷をがかけて千切れてしまうのです。あなたの持っている靴にハトメが付いている場合、靴紐を一度外した後で筒状の棒ヤスリでハトメの内側を削ると改善します。

靴紐が切れる原因 その2:スポーツシューズ

また、スポーツシューズが足のサイズに合っていないのも原因です。サイズが大きく、つい靴紐をきつく締めすぎるのも突然靴紐が切れる原因になってしまいます。スポーツシューズでは平たい紐を使っていることも多く、丸い紐と比べて耐久力は低いです。

スポーツシューズをはじめ、サイズの大きくなった靴の対策は後ほど紹介します。

靴紐が切れる原因 その3:革靴

一方、革靴ではシューホールそのものが粗く、擦れやすいです。革靴は他の靴と比べてもきつく締めますし、脱ぐときにも甲の部分に圧がかかりますよね。そのたびにシューホールと触れる部分が消耗していきます。対策としては、表面がツルっとしたタイプの靴紐に交換するのがおすすめです。

靴紐が切れる前にできる対策2つ

靴紐が切れるのは、シューホール(靴紐を通す穴)に原因がありました。

そこで、靴紐が切れることに焦点を当てた靴のサイズ調節法を紹介します。実際に緩くなった靴を履いている方や、同じ失敗をしたくない方にぜひ参考にしてほしいです。

具体的には次の3つです。

  1. 靴に中敷きを入れる
  2. 靴紐を調整する

それでは、一つずつ取り上げながら解説していきます!

靴紐が切れる前にできる対策 1つ目:靴に中敷きを入れる

既に履いている靴が緩いと感じている場合には、中敷き(インソール)がおすすめです。

中敷きは入れるだけでサイズを小さくすることができます。サイズが小さくなると、靴紐をきつくする必要がなくなるので、「靴紐が切れる」対策になります。それに、履くたびに靴紐を調整しなくていいので非常に楽です。

また、靴紐を今までより少し緩くするだけで、靴を履く際の足入れがしやすくなります。

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靴紐が切れる前にできる対策 2つ目:靴紐を調整する

次に紹介するのは靴紐の長さを調整する方法です。調整方法は次の2つ。

  • 靴紐を一度緩めてみる
  • 長さの短い靴紐に交換する

結び目をきつく結んでいると、甲に違和感の出る場合があります。その際は、一度ほどいて緩めてみてください。このとき、つま先から履き口に向かって均等に緩め、かかとが脱げる感じが無ければOKです。

もし、靴紐を緩めたところで靴が緩くなってしまい、歩くのに支障が出る場合は靴紐を交換しましょう。長さを今の物より短いものに交換するだけでも変わります。また、蝶々結びが極端に大きい場合も、短い紐に交換すると見た目も良くなり、紐を踏みにくくなります。

様々な長さの靴紐が市販されています。靴毎に一応の長さ目安はありますが、その限りではないので注意が必要です。

困ったときは、靴を持って靴屋さんへいきましょう。サンプルの靴紐を通すことで、合う長さを知ることが出来ますよ!
え で ん

まとめ

今回の記事では「靴紐が切れると縁起が悪い?」と言われる由来や、靴紐が切れる原因と対策について解説しました。

靴紐が切れると縁起が悪いと言われるのは迷信で、昔に行われていたお葬式の習慣が由来でした。また、靴紐が解けることには恋愛的なジンクスがあり左右差もあります。

さて、今回紹介した対策は次の2つです。

  1. 靴に中敷きを入れる
  2. 靴紐を調整する

他の靴のトラブル同様に、足に合ったサイズ感で靴を履くことが、靴紐が切れることを防ぐ第一歩です。靴紐が長くて困っている、結び目の蝶々が大きくなってしまう、こんな悩みを持つ方にも参考になる対策です。